お茶の成分と秘められた効能・そして美味しい入れ方


「茶は養生の仙薬なり。延齢の妙術なり」

これは、鎌倉時代の「茶祖」栄西の
喫茶養生記で、茶の効能を説いた言葉です。

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その正しさが今、科学的に証明されようとしています。

国内屈指の茶の生産地で、消費量も多い静岡県掛川市は、
がんによる死亡率が全国で最も低いそうです。

そこでお茶に含まれる成分やお茶に秘められた効能
そしておいしい入れ方について、知べました。

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お茶に含まれる成分

渋味、苦味、旨味などの独特の味わいを持つ緑茶には、
私たちの健康に良い影響を与えてくれる成分が、多く含まれています。

では、どの様な成分が含まれているのでしょう。

カテキン(お茶の渋味成分)
カテキンは、ポリフェノールの一種で、
昔からタンニンと呼ばれてきた渋味の成分です。

茶葉中に形の違う4種類のカテキンが存在しています。
エピカテキン、エピガロカテキン、エピカテキンガレート、
エピガロカテキンガレートです。

また一番茶で、約12~14%、二番茶で約14~15%増加します。

成熟した葉よりも、若い芽に多く含まれています。

玉露のように光が当たらないように被覆栽培されたものは、
かてきんの生成が抑えられ、煎茶より少なくなります。

カフェイン(お茶の苦味成分)
茶葉中のカフェインは、一番茶・二番茶によって大差はありません。

若い芽に多く含まれ、成熟した芽では少なくなります。

若い芽を摘んで作られる、抹茶や玉露は、カフェインの含有量は高いです。

テアニン(アミノ酸・お茶の旨味成分)
お茶に含まれるアミノ酸の半分以上がテアニンです。

お茶に含まれるアミノ酸は、他にもグルタミン酸、
アルギニン、アスパラギン酸、セリンなどがあります。

二番茶よりも一番茶、一番茶でも初期の若い芽に多く含まれ、
成熟した芽では極端に減ります。

玉露のように被覆して栽培すると、茶葉中のテアニンを豊富に含んでいる。

ビタミン
ビタミンは13種類あり、水溶性ビタミンと脂溶性ビタミンに分類されます。

1種類でも欠けると肌荒れ・手足のしびれ・だるさ・疲労の原因となります。

緑茶には、たくさんのビタミンが含まれ、含有量も多いです。

サポニン
お茶全般にふくまれています。

抹茶などでみられるように、泡立つ特徴があります。

茶葉に0.1%程度含まれ、強い苦味とエグミがある。

その他の成分としては、フッ素ミネラルクロロフィルがあります。

お茶に秘められた効能

①がんの予防
緑茶に含まれているポリフェノールとカテキンが細胞のがん化を予防します。

1日1gのカテキンを取れば、がんを抑制できるそうです。

普通1杯のお茶にカテキンの量は約0.1gなので、
1日に10杯飲めばよい計算になりますね。

②老化防止
体の中にできる過酸化物質の成分を抑え、老化を防ぐ効果のビタミンEが多いです。

③糖尿病予防
緑茶には、血糖値を低下させる効果があります。

1日7杯以上緑茶を飲むと糖尿病の予防になるようです。

④口臭・虫歯予防
カテキンには抗酸化、抗菌作用があり、臭いの原因となる雑菌の繁殖が抑えられる。

毎食後、濃い目のお茶で口をすすぐと効果あり。

またポリフェノール類が、虫歯や歯周病菌の増殖を抑える効果あり。

その他、食中毒の予防動脈硬化や脳卒中予防ストレス解消インフルエンザ予防
美容・ダイエット二日酔いなどがあります。

美味しいお茶の入れ方

お茶の味わいは、茶葉の量やお湯の温度などで微妙に変わります。

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お茶の性質をよく見極めて、おいしさを最大限に引き出しましょう。

水道水はカルキ臭を抜くために、一度沸騰させてから、使います。
ミネラルウォーターなら軟水の使いましょう。

お湯の温度、茶の量、浸出時間は、お茶の種類によって、異なります。

(お湯の温度)
玉露・・50~60℃、煎茶・・80~90℃、ほうじ茶・・熱湯が目安です。
あまり熱いお湯で出すとタンニンの渋みが勝ってしまいます。

(茶の量)
玉露・・3人10g、煎茶・・5人10g、ほうじ茶・・5人15gが目安です。

(浸出時間)
玉露・・150秒、煎茶・・60秒、ほうじ茶・・30秒が目安です。

人数分を一度に入れるときは、順に一往復して均等に注ぎ分けることが必要です。

まとめ

健康に良いと注目のお茶ですが、
まだまだ健康増進効果があるのではと、調査が行われています。

健康を保つためにも、美味しくお茶を入れて、
一休みするのも、よいでしょう。

せっかく日本に生まれたのですから、
毎日お茶を飲む習慣を付けてはいかがでしょうか。

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